原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 角度 | main | スタンダード >>

 細い糸で釣ったんだからと逃がす

編むからに糸と糸との遊びせん

一糸纏わず一糸乱れず一子相伝

糸切り歯キスの邪魔などいたしません

三の糸予定調和を恐れつつ

綱になっても網になっても軍歌を歌う

罪の糸からr罰の糸まで縒り直す

紙の町も糸偏だからと誘う

一糸纏わぬギリシャ彫刻は刺身で

替え歌との間にもうすぐ梅雨明け

軟骨のような字あまりのような

神の声が聞こえると言う人がいて

レンズが入って事実が誇張された

日米安保垂直に飛ぶオスプレイ

早く死んだほうが勝ちという絆

風媒花の受粉は絆の範囲

血抜きした絆スポンジより軽い

元気も天気も明日あさって明々後日

夏蝶も葬儀に参加していたり
- | permalink | comments(19) | trackbacks(0) | - | -

この記事に対するコメント

神の声が聞こえると言う人がいて

神秘をまとい自信に満ちた言葉で結論を出す。
まず、見た目で飲み込んでしまう占い人がテレビの「お宝鑑定」に出てきて
自信たっぷりに値段をつけた。
専門家が出した答えは偽物。
それも分からないのに他人の人生に入り込んでいいのか?と思った。
玉井 | 2012/07/20 8:12 AM
紙の町も糸偏だからと誘う

面白い世の中。涼しい風が吹いている。
理由なんか・・なんの役にも立たないのだろうね。
名前を覚えていてくれた、あいさつをしてくれた、ほんのちょっと私のことを気にかけてくれる人。それだけで特別の人。
誘うかどうか、動くかどうか、はまた別問題だけどね。
ほたる | 2012/07/20 8:16 AM
三の糸予定調和を恐れつつ

怖いのは「それがどーした」「もう古い」
だとどこかで聞いたことがある。
そうやって無視されるって・・川を流れてゆく木の葉のようじゃないかと思う。
三の糸を弾くのなら、心に響くように、
誰かにとどくように。
つらら | 2012/07/22 9:20 AM
細い糸で釣ったんだからと逃がす

何かをするとき、理解者(?)という人がいるもので、理由や説明が必要になるんじゃないかと思う時がある。
何処かへ行けば何かを持って帰るはず、そう思ってしまう「理解者」って。
れもん | 2012/07/23 10:05 AM
レンズが入って事実が誇張された

 「見ようとしないものは見えない」素晴らしい言葉が特大の文字で現れた。
危険の「き」さえも感じさせてはいけないという方針で、見ようとしないものがいっぱいあったのだと思う。
あちこちへレンズを当ててみよう。思いもしないものが見えて怖いかもしれないが。
千里 | 2012/07/24 8:19 AM
日米安保垂直に飛ぶオスプレイ

守られている人にも、守り方についてあれこれ言う権利はあるみたい。
その言い分をちゃんと聞いてくれるかどうかは疑問。
向こうの選択、こちらの愚痴、大きいものに巻かれ続けて
自分では真っ直ぐに歩けなくなっているかも。
結局オスプレイは飛び始める。
海彦 | 2012/07/25 9:24 AM
早く死んだほうが勝ちという絆

 百歳の人が増えた。健康のためにいろいろやっていると言う。
 もういいだろうと思うのは本人じゃないからで、早く死にたくはないのが本音。
人生に勝った負けたがあるんだろうか?
何不自由ないようでも不幸、なにもないけど幸せ、まあまあで嬉しい、
ちょっとくらい欠けているくらいが丁度いい。考え方はいろいろ。
オリンピックもいいけど、今日の予定をちゃんとこなそう。 
ソーダ | 2012/07/25 9:33 AM
糸切り歯キスの邪魔などいたしません
これ分かりやすい。
鼻もそれほど邪魔をしないということを知っている。 
生き物の形は実によく出来ていて「神」の存在を否定はしない。
 邪魔しないというのはいいことだ。
息子や娘の恋の邪魔をする親、理由が何であれ、悪人に思える。
失敗は失敗で学べばいいだけなのに。
けい | 2012/07/25 9:42 AM
編むからに糸と糸との遊びせん
一日24時間三六五日×八十五年くらいの命をどう使うのか。
「糸と糸との遊びせん」仕事ばっかりするより豊かな時間をたっぷりとりたい。
元 | 2012/07/26 3:56 PM
一糸纏わず一糸乱れず一子相伝

まあるく仲良くいつまでも続けることを最優先とする。縦の線がはっきりと見えて、もしかしたら美しいかもしれない。
・・・今日の新聞に「嫌われてしまえば自由油虫」という句を見つけた。
誰かに褒められることは価値があるかないか、近頃その価値はどんどん下落している。ゴキブリに親近感を覚える。   
山 | 2012/07/27 8:34 AM
替え歌との間にもうすぐ梅雨明け

 梅雨が明けてなにもかもがはっきりしてしまう、という感覚。
庭にアオスジアゲハが来ている。
なんの約束もないけど来ている。
うっとうしいことは梅雨と共に去ったような気がするあの青。

アリス | 2012/07/28 9:42 AM
一糸纏わぬギリシャ彫刻は刺身で

 ありのままは芸術に近いと思う。
芸術には触れるだけでいい、ゆっくりと触ってみたい、我が物として側に置きたい。
始めて本物を見た感激を忘れぬうちに、刺身にして食べてしまう、
そんな方法もあったんだと驚くばかり。
今が大切だということかもしれない。

くじら | 2012/07/31 7:56 AM
風媒花の受粉は絆の範囲

たいがいの犬は繋がれている。その紐を絆と言ったと語源にはある。
風媒花の範囲って意外に狭いのだなあ。

 得か損かで動いてばかりいると、何が好きなのかが分からなくなったまま一生を過ごすことになるとか。
少しばかり得をしても・・すごーくつまらない一生を送ってしまいそう。
ばりー | 2012/07/31 8:13 AM
夏蝶も葬儀に参加していたり

 もうどれくらいたつのか・・夏になくなった人のことを思い出した。
穏やかな人であった。ということ以外ほとんど知らないのにいつまでも覚えている。

すず | 2012/08/01 3:23 PM
綱になっても網になっても軍歌を歌う

政権交代という言葉に、画期的という言葉を重ねてしまった。
実はそんな簡単なものではないということが明らかになった
 あの大騒ぎはお祭りに過ぎなかったのだろう。
太鼓や鉦の音が聞こえなくなり、いつもの日々が戻ってみると
何も変わっていないような。
おとうさんの持ち歌も相変わらず。
ススム | 2012/08/02 1:28 PM
軟骨のような字あまりのような

何のこと?友達が楽しそうに盛り上がってるところへ割り込んでみる。
説明は白けるけれど、ごく簡単に教えてくれた。
それのどこが面白いの?やっぱり追いつけない。
いる場所が違うような、胸まで水に浸かっているような。   アリス
アリス | 2012/08/02 1:39 PM
罪の糸から罰の糸まで縒り直す
蜘蛛の糸は蜘蛛の命、体内から取り出したもので罠を作り、狩りをし、
穴があけば糸を食べてもう一度新しい巣を作るという。
見事なリサイクル。罪の糸も罰の糸も日々新しくなって、何度でも縒り直して使えることにして、あれもこれも新しい糸の材料にしよう。
どんどん違う色の糸を縒って楽しもう。      
葵 | 2012/08/07 3:34 PM
血抜きした絆スポンジより軽い


「絆」もうこの字には飽きました。使われ過ぎるとどこかすり減ってしまって、意味までが薄くなるね。正義の味方のお面だって。
いつも同じ事を言っていると、誰にも聞いてもらえなくなるのに似てない?
wasabi | 2012/08/07 3:39 PM
元気も天気も明日あさって明々後日

 毎日35度なのに千メートルの山では雨で低体温症になりそうだった、という。
一つ間違えば谷底。天気も元気も続く訳じゃない。
 明明後日あたりに黒い雲がわき上がろうと準備がなされているやも。
 もっと手近の本日午後だって何が待っているのやら。
太陽 | 2012/08/15 8:45 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.e-coffeeya.com/trackback/1045079
この記事に対するトラックバック