原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
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ちあきなおみ

ちあきなおみで男を磨く地下氷河

 ちあきなおみが女を磨く脇の下

軽石で丹田磨く滑り込み

打ちっぱなしのコンクリートより濃いちあきなおみ

銀河百億加藤登紀子を岩陰に

138万トンの漂流瓦礫迎撃試験

し止めい止めす止め日本語のしとね

はめ殺し水が飲めるということを

一子相伝断種の糸をピンと張る

あかがねを和顔愛語と読み変える

お煙突と言った場合のリズム感

制服を脱いで手を叩くラブけしもの

九十九折れ白けた人に救われる

確信は確かに不信無用心

言葉から意味を除いて澄んでくる

当たり前の顔でただの幸運を受け取る


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この記事に対するコメント

ちあきなおみで男を磨く地下氷河

 山奥で自然をお宝と呼んで静かに暮らしているという人。
何もないような所、実は何でもあるところ。
有名人に会って「どなたですか?」と言う。
「えっ私を知らない、テレビ見ないんですか」「することがいっぱいでテレビは見ません」
有名人たる男は「知らない」と言われたらとたんに空気が抜けた風船になった。
雑草の根が赤い色を出してくれることを知っている人にはかなわない。
そこにあるものに寄り添って生きる、音に寄り添うちあきなおみは紫陽花に似ている。


 
あかり | 2012/05/27 9:04 PM
はめ殺し水が飲めるということを

恋して結婚して時間が流れて・・・お互いがだんだん分からなってくることもある。
私の大変は「これくらいでよかった」、と思いたい。
時間が味方についてくれることはあんまりないようだ。
水が飲める、それをよろこぶことにしましょう。

ソーダ | 2012/05/28 9:54 PM
ちあきなおみが女を磨く脇の下

映像でしか見たことがないちあきなおみ。彼女にも家庭があり、寝て起きて、三食作って「今日のサラダおいしいね」とか言っているはず。
歌手ちあきなおみからは何も想像出来ない。仕事が終わると、携帯トンネルを抜け脇の下のような場所へ姿を消してしまう。もう一度舞台の彼女を見たいという声は大きいのに彼女には聞こえない。
あやめ | 2012/05/29 2:47 PM
打ちっぱなしのコンクリートより濃いちあきなおみ
コンクリート打ちっ放しはお金がかかる工法だという。
隠せるならコンクリート面にくぼみやキズがあっても凸凹でも大丈夫。
しかし、打ちっ放しではそうはいかない。
くぼみやキズがあったらおかしいし、くぼみやキズを埋める補修を行うのもみっともない。
補修跡が必ず分かってしまう。、枠の組み方、コンクリートの入れ方に細心の注意が払われる。
その結果、工事費用がえらく高いものについてしまうらしい。
そう内容が濃いのである。ちあきなおみはもっともっと。
登喜夫 | 2012/05/30 1:56 PM
し止めい止めす止め日本語のしとね

 部員が足りないと、かき集められた中学生が郷土神楽の練習をしております。
「あーダメだダメだ・・めりはりが全くない、句読点で決める
力を入れて決めるんだ」と言っております。それが分かるようになるのに
何か月かかることでしょう。
決め方はいろいろ、自分らしいのを見つけないと・・・。
ど れ に し よ う か な

すず | 2012/05/31 4:02 PM
銀河百億加藤登紀子を岩陰に

そうですか・・加藤登紀子を選ばれたんですか。
なかなかのセンスですね。
私なら 歌える 弾ける 笑わせてくれる
みっちゃんを選びます。
あの普通っぽさ気楽そうで好きです。
十年付き合うとしたら、やっぱ気楽な人が。
すず | 2012/05/31 4:06 PM
言葉から意味を除いて澄んでくる

近くの木にカラスが巣を作り、なんだかいやあな感じ。
市役所へ相談に行くと、カラスも野鳥として保護されているらしく、
勝手に巣を落とすことは出来ないというのです。
近所の人に愚痴を言っていたら、梯子をかけカラスの留守にあっという間に巣を取り除いてくれました。
規則は規則ですが・・罰則もなさそう。
困ったときにはそうすればいいのですね。
桃子 | 2012/06/04 9:36 PM
138万トンの漂流瓦礫迎撃試験

難問に取り組もうという意思だけはある。いろいろやっても見るが・・
はかばかしくはない。もう十八ヶ月も考えている。
そこへ別の難問が持ち上がったからとりあえず新しい難問に取りかかってみよう。こちらはなんとかなるかなあ。
難問の手がかりさえ見つかれば・・希望は捨てないつもり。
るる | 2012/06/04 9:45 PM
制服を脱いで手を叩くラブけしもの

時々はおかあさんという制服も脱いで、手についていたチリホコリをきれいにはたき、流水でよーく洗ってこれからが私の時間。なにをしよう。
いえいえ、なんにもしない時間をたっぷり。これが私のラブけしもの。
あん図 | 2012/06/04 10:00 PM
当たり前の顔でただの幸運を受け取る

待っていた訳じゃないけど・・いいことがたまには落ちてくることもある。
「あのう・・・もっと遠くまで泳いでみたいんですけど・・」と
ダメ元で言ってみたら、
昔はあダメダメと言っていた先生が「いいんじゃない」。もっと早く言えば良かった。
多分自分で自分を縛っていたんだと思う。
三歩 | 2012/06/05 9:30 AM
軽石で丹田磨く滑り込み

これは危険なことだろうか。平野選手の命がけ的滑り込みを思い出してしまう。成功すれば光り輝く石となり、アウトなら「そこまでしなくても
ねえ」と笑われそう。10%の成功率でもやってみる価値はあると私は思う。やらないで他人の失敗を笑うとき、多少の「羨ましい」を含む.
三歩 | 2012/06/05 9:39 AM
あかがねを和顔愛語と読み変える

静かな場所でとんとんとん・・打ち出し鍋を作る人がいる。
一枚の銅板から生まれてくるやさしい形。
物に心が伝わるのには時間がかかる。
その時間を大切にする人には気品があるような気がする。
あかがねは液体のようなもの。
好きなように読み替えてあなたの一部に
して下さい。
春 | 2012/06/08 9:16 AM
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