原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
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銀お銀

 ぶどうが潰れてしまったんだから銀

打ち出しの銀の銀たる窪みかな

銀バエのような男の一部始終

人を恋うる歌銀が錆び始める

プラチナをお銀と呼んで愛し合う

女はお銀クロムニッケルタングステン

単細胞単純分裂の淡淡

男をダシにして味の無い風呂吹き

男ダシ昆布椎茸海苔清酒

女ダシ豚骨鳥ガラスペアリブ

女優が語る鳥ガラ豚骨天気概況

恋という濃いすぎる出汁酒で溶く

にっぽんよりのほんの大江健三郎

調味料と出汁の境界線あたり

パックだしホストにお湯をかけて飲む

薄味のサプリメントがよく売れる

喪服は白で責めない怒らない疑わない

生命を生殖と読むことが全て

女性主導愛精印銀行設立

勧善懲悪の銀貨発行政策
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この記事に対するコメント

ぶどうが潰れてしまったんだから銀

たぶんアメリカの女子サッカーチームはそう思っているでしょうね。
銀もたいしたもんです。
張り詰めていたものの、どこかに見えないくらいの穴があいて、力が抜けてしまったんでしょう。
よくあることです。
ここは忘れて、次いきましょう!
朋子 | 2011/07/21 4:26 PM
銀バエのような男の一部始終

銀バエのような男・・映画にはよく出てくる憎めない悪役といったところだろうか。
蛾に好かれそうだなあ。
どんな人生なんだろう。想像しても笑ってしまう。
ああ、全部知りたい。最後の音楽を聴きたい。 
雨 | 2011/07/22 3:06 PM
女優が語る鳥ガラ豚骨天気概況

ある女優の夫は困ったヤツである。だれもが何故別れないのかと不思議に思う。
ある評論家は「二人の間には芸術があり、凡人には分からない尊敬さえもあるのだろう」と言った。
女優は多くを語らないが、愚痴も言わない。
立派である。
玉井 | 2011/07/22 3:12 PM
喪服は白で責めない怒らない疑わない

白いを喪服を一度だけ見た。彼女の夫は有名な陶芸家であったが、見習いの若い女と駆け落ちしてしまった。窯元主人として女一人悪戦苦闘の日々。息子は難病にかかってしまった。仕事は次々に舞い込むし。
だれも恨まない、責めない怒らない、黙って火を見ている強い女だった。
息子の死を知ったのは窯の前、彼女は初めて泣いた。
たった一人で白い喪服を着て窯の前へ現れるシーンは忘れられない。
何という映画だったか、思い出せない。
アリス | 2011/07/22 3:28 PM
にっぽんよりのほんの大江健三郎


斜めの線は大人っぽさを出すそうです。ちょっと大人っぽい、ちょっとおしゃれ、ちょっと深い、そのちょっとが難しい。
回りの言うことなんか聞いていちゃあダメでしょう。
ゆめ | 2011/07/23 9:01 AM
パックだしホストにお湯をかけて飲む

 適当なことを言って、笑って、今日はおしまい。空しい日が過ぎてゆく。
すっきりすることはないか、と毎日思っている。
思っているだけでは「すっきり」はやってこないことも知っている。
ピーマンのようなヤツとビアガーデンへ・・なにもないよりまし。
雑音も気を紛らしてくれますからね。
るる | 2011/07/23 1:53 PM
勧善懲悪の銀貨発行政策

もう役割分担はやめよう。黄門様も終わった。もういい。
ちょっと聞いてよ、というから聞いていただけの電話に「反応が悪い」と
腹を立ってたらしく「もういい!」と切れた。ラッキー!
その銀貨、どういう役に立つのですかね。
ススム | 2011/07/23 2:10 PM
男ダシ昆布椎茸海苔清酒

七階ではお中元のお品を取りそろえてみなさまのお越しをお待ちしております。中でも「男ダシ昆布」はこの夏一番の人気商品でございます。
どこが違うのかと店員に問えば「私に聞かれましても・・」
「男」をつけて差をつける例の手法ですね。
男椎茸、男海苔、男酒・・男シリーズはどう?ね、店員さん。
元 | 2011/07/24 8:46 AM
単細胞単純分裂の淡淡

生物進化は、個々の生物の意志ではなく、生物が持つ遺伝子の意志(自分のコピーを残そうとする欲求)に因るもの」だという。
単細胞ならなおスムーズに、淡々と次世代へ命を繋ぐだろう。
知識や思い出や本や悩みや言葉や・・
みーんな気体になってしまうのだろう。
太陽 | 2011/07/25 9:26 AM
女はお銀クロムニッケルタングステン

冴えない文学青年と、絵に描いたような不幸を背負った女が出合ってしまった。薄茶色の昭和の下町、裏通り。
もうこれは演歌の世界かと思えば、漫画の世界だった。「三丁目の夕陽」。
やはりというか、いろいろいろいろあったけれど、納まるところへみんな収まり、夕陽は満足をして沈んでいった。
タロ | 2011/07/25 3:10 PM
女性主導愛精印銀行設立

なんとかかんとかカタカナネット銀行みたいなのを見た事がある。
ただの銀行じゃない、というのだろうか。
女性とか愛とかをちりばめても・・凡人には
近寄りがたい名前の銀行ではある。




登喜夫 | 2011/07/26 1:48 PM
人を恋うる歌銀が錆び始める

恋の短さに対して、人生は長すぎるのがいけないのですね。
いつからかシーソーはバランスを失い、支配のような藻が発生。
もう人生がさび始めているんでしょう。骨は大丈夫ですか? 
れもん | 2011/07/27 9:56 AM
打ち出しの銀の銀たる窪みかな

「○○の品格」という本がよく売れた。
乾いた毎日に「品格」なるものを置いてみたいと私も思う。
外見じゃないよ、と言いながら心は見えず、ついつい光るもの、
きれいなものに手を出してしまうのも情けないことである。
人はみな美しいものを心の奥に持っているのだと信じたい。
銀の銀たる窪み・・・いいことばだなあ。
ばりー | 2011/07/28 3:56 PM
生命を生殖と読むことが全て

医者、まだ二十八歳、老人たちは「若いねえ・・・」というらしい。
その言葉の中には「わたしら気持ちは分からないだろう」いうニュアンス。
年齢差はどうすることも出来ないが、私は先輩の言葉や症状や数値から「学ばせていただくのだ」という気持ちを持つしかないと思い至ったのです。と話された。えらい人もいる。
いのちはそのようして寄り添うのが理想的。
きんぎょ | 2011/07/29 2:18 PM
恋という濃いすぎる出汁酒で溶く

なになに・・「適当に薄めてお使い下さい」と書いてある。
 使い方はいろいろ、開封後の保存は冷蔵庫で、
 小さな字をよく読めば、賞味期限は今年いっぱい。
 恋も常温保存では無理があるのかも知れないなあ。  
イリア | 2011/07/29 2:33 PM
調味料と出汁の境界線あたり


ちゃんと出汁をとって料理すれば何でもうまい。と料理好きの息子が言う。へえ・・ちゃんとやっているんだね。
お互いに助け合う仲、どっちがどうでもいい。薄味の煮物とお酒があれば
なにも言うことはない。
玉井 | 2011/07/30 1:33 PM
薄味のサプリメントがよく売れる

 今は健康、先が心配、だから今出来ることはしておこう。若々しく明るく美しく明日を迎えるためのサプリメント。ホントかいな・・。
なにも考えず、一日数粒のサプリメントは簡単。
簡単に出来ることがつまらないと思い始めた今日この頃。
サイトウ | 2011/07/30 1:50 PM
プラチナをお銀と呼んで愛し合う

気の合う人と楽しく暮らせそう・・と結婚してみたら、そうでもないということもある。どっちかが変わったのだろう。
常に流れている時間の上のことだから仕方ないのだろう。
そんなばかな、といわない相手とならプラチナをお銀と呼んでもいい。
次郎 | 2011/08/02 3:21 PM
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