びーどろ
ビードロ吹きのビードロDNAをいじる
生まれる前に戻るだけだよ風
言葉離れ珊瑚の産卵あからさま
二種類の死臭を使い分けている
駆けつけ三句書き付け参加婦人科
肋骨も鎖骨も代理出産派
言い訳にすぎない四時に鳴くカラス
スタンダールの黒い表紙も不毛地帯
約束は破る反則も原則も減速
天上天下つくしが袴つけている
生まれる前に戻るだけだよ風
言葉離れ珊瑚の産卵あからさま
二種類の死臭を使い分けている
駆けつけ三句書き付け参加婦人科
肋骨も鎖骨も代理出産派
言い訳にすぎない四時に鳴くカラス
スタンダールの黒い表紙も不毛地帯
約束は破る反則も原則も減速
天上天下つくしが袴つけている
この記事に対するコメント
太鼓の音が「生まれる前に戻してくれるような気がする」と言っていたのを聞いたことがある。
風のそよぎややさしさはもっと昔のことを感じさせてくれるのだろう。
みんなじたばたして、忙しがって・・・
すべてを風にあずけてみる時間をとりたいと思う。
ありきたりの言葉がひょいとジャンプして、
自分の気持ちに気がついたのかもしれない。
こんなに自由になれたのは紙の上を離れたせいだろう。
さんで遊びながら結構高いところまで来てしまった。んーんいい眺め!
ピアノの調律師という仕事もなんか不思議な感じがします。
頼まれればどこへでも行って半日ほどピアノと小声で話し合っているようなんです。
ビードロ吹きも絵本の中へ子供を連れ込みそうで妖しいです。
何か理解出来ないところ、調律師の指を思い出しました。
ほとんどのことは言い訳かもしれない。
いつものようにやっているのが安全とも言えないのに、流れに従いいつものように四時に鳴くとか、九時にはビタミン剤をのむとか。
しかし、なにか決めておかないと自分が浮き上がってどこかへ行ってしまいそうな気がするのも確か。
時間で地上へ結びつけておくのは安全かも。
言葉があれば支配出来ると考えていた人にはちょっとショックな話。
言葉の意味を食べる虫が発生して、どんどん増えているらしい。
そんなこと許さない派の頭は硬くて、対応が遅れているらしい。
災害も怖いけれど・・。
何があっても始まるサンゴの産卵に期待しよう。
有名人が離婚するときの言葉。
先日の女優と監督の場合、「誰も寄りつかない家にしたい」と
言っていた。おっいいな、と思った。
それが・・・離婚会見では「夫婦も他人なんだ」だって。
ま、どちいでもいいんだけどね。
二種類くらいならたいした罪にはならないはず。
さくらなんか五種類くらいを使い分けていると聞いた。
その情報が本物かどうかということもあるが、気分的には納得出来る話だ。
ある塊は見る人によって猫に見えたり、机に見えたり手に見えたり・・・
まして匂いだから、いかようにも解釈が成り立つ。
情報を集め、指令を出し、結果を待つ。
待ち疲れた頃に届いたものは「現実」なのだと思う。
ドラマチックな代理出産、手の届かないことへも希望は持っていたい。
肋骨も鎖骨もそれぞれに、変化してゆくのだろうなあ
自分が変わってゆくような不思議な感じ。
いのちが短ければ短いだけ、きちんと生きようと裃をつけているので
しょうか。なぜかこの裃に感動してしまいました。
毎年咲くハルジョオンを見ると涙ぐんでしまうのも
言葉にならないものが流れ込んでくるからでしょう。