原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
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りんかい

 臨界を桜は待ってくれている

長律の君はいなくなってたんぽぽ

短律の僕が残って土筆ん坊

作者とは他人のままで土筆たんぽぽ

句の表情を手探りで梅もも桜

何も考えないから迷わない臍の位置

紙一重で紙おむつのかみだのみ

インターチェンジからジャンクションまで放射能

ボケたらボケて幸せな大乗仏教

睡眠薬では眠りたくない水素爆発

衛星写真に正直者の心が写る

子供でも描ける原発の断面図

蕗の薹原発推進派だったのは前知事

原発に電気がない理系優先

自衛隊の宣伝はたっぷりできた

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この記事に対するコメント

ボケたらボケて幸せな大乗仏教

幸せという不思議なもの。雑誌になんとも幸せそうな猫がいたので切り取って
目の前に張ってある。
猫は十歳以上と思われる。珈琲カップからやわらかい湯気が上がり、その香りにうっとり目を閉じている猫である。
何度見てもいいなあ・・と思う。
何もしていないでも幸せというのがいいなあ。
ぺぺ | 2011/03/21 3:43 PM
臨界を桜は待ってくれている

それはなんとも・・うらやましい限り。
避難の人々にさえ機嫌があって、漂流している状態だというのに。
人生のある曲がり角から、時間の流れが変わり、
臨界を待つ桜に出会えるチャンスがあるのかもしれない。
そこから野眺めはきっと素晴らしいのでしょうね。
アリス | 2011/03/22 2:00 PM
長律の君はいなくなってたんぽぽ
短律の僕が残って土筆ん坊

たんぽぽは蝶に化身し、土筆は植物から逃れられないのだろうか。
すぐそばにいたと思ったんだけど・・・振り返るといなくなっていた。
人間界にもよくあることでしょう。どっちがどっちということもなく、
それなりに心地よく生きているはず。
きんぎょ | 2011/03/25 8:59 AM
何も考えないから迷わない臍の位置

運動会の種目の一つに、1メートルくらいの棒を数人で運ぶリレー。
前方の旗を回るとき、中心の臍の部分の人は何も考えなくてよい。
端の人が一生懸命走って揃ったら今来た距離を帰るだけ。組織はそのように出来ていることが多い。台風の目だって迷うことは何一つ無い。 
山 | 2011/03/25 9:08 AM
思春期に戻る西洋式庭園

広々とした緑の中にウイリアムモリス、シャーロットオースチン、ドンファン、スパニッシュビューティー・・薔薇をテーマにした庭園。
噴水もさえずり続けている。ここに来れば着ている物も年齢も全てをはぎ取ってくれるのであろう。たまにはその場所で風になりたい。
ソーダ | 2011/03/25 9:22 AM
自衛隊の宣伝はたっぷりできた

自衛隊のことは本の後書きくらいの位置付けでしかなかったが・・。
災害が大きければ大きいほど、彼らが大きく見える。
瓦礫、ヘリコプター、フロ、食料・・顔は見えないが頼もしい。
もう忘れかけているが鳥インフルエンザ、口蹄疫のときも活躍したんだよね。
ソーダ | 2011/03/25 9:35 AM
紙一重で紙おむつのかみだのみ

原発の近くにいる人々は大変だろうなあ。
といつまでのんきなっことを行っていられるのかなあ。
なんとか放射能その他を閉じ込めて平和を保っていた30数年。
なんとなく安心していた。CO2を出さないというので「偉い」と思っていた。
もう最後は神頼みしかないのかも。
るる | 2011/03/28 8:22 AM
作者とは他人のままで土筆たんぽぽ

句と作者は同一でなければならない、なーんて信じていた頃もあった。
「うそつき!」と言われたこともあった。
私の生活はみんなに知られていて、その範囲でないといけないなんて、
他人であってもいいと思えたとき、周りを気にしなくてもいいと思えたとき、
空の広さを実感・・土筆もたんぽぽも。
さおり | 2011/03/30 8:58 AM
蕗の薹原発推進派だったのは前知事

もう一市民に戻った人に責任は問うことは無理かも。
あのころのムードは矢印にも勢いがありました。斜め上を向いていたもの。
季節を間違えない蕗の薹やすみれやたんぽぽ、あんたたちは偉い! 

原発に電気がない理系優先

絶対的に欠けているのは想像力です。         
あ | 2011/03/30 9:06 AM
子供でも描ける原発の断面図


もう毎日毎日あの図を見せられて、頭の中にも入り込んでしまった。
やわらかい子供の頭にはもっと深く入り込んでいるかも知れない。
行きはよいよい帰りは怖い・・と歌う声がどこからか聞こえてくる。
あ | 2011/03/30 9:10 AM
○句の表情を手探りで梅もも桜

表情のある句はいいですね。心がやわらかくなるようで好きです。
 それはあれです、春風に似てもいます。
 梅 もも 桜・・と咲いては散って・・心の隙間を花びらで埋めてくれ るということでもあればなおさらいいのに、と思います。 
○インターチェンジからジャンクションまで放射能

食べ物だけではすまないでしょう。
もう・・・慣れるしかないという
 悪夢のような現実はすぐそこに。
サリー | 2011/04/04 9:34 AM
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