原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
<< January 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

除染

放射能不滅の原則を 除染

慈悲深く弥勒の指はエロティック

寄進したら安心も信教の自由

想像力も平成の枯れすすき

半信篤信暴信猛進妄信盲信駁信自信

派も系も私を許すために脱ぐ

粉と湯の接触温度とその時間
- | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

穴穴

 想像の穴から酒の疼きだす

やつれたから悪の手下になれる穴

穴だって上半身があるばかりに

小欲は漢字一字の穴まどい

こtrを逆手に持つか逆手に取るか

TPPを1対99と読む

思い通りに拙く演じすぎたマフィア
- | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

アルバム

 「だ」で終わっても「る」で止めてもアルバム

くちびるに沖縄を犯した時間

灰汁と出汁竹と書いても桐と読んでも

ユダは身内に一事不再理の理由

- | permalink | comments(5) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

 筒状の意から袋状へ痛いいたい

濾過紙をくぐり抜けたんだから意でしょう

解凍すれば濡れて輝く意味

月の香を宿して重い胃液の意

不意を釣り上げて三枚におろす

意中の意も意の外もストリートパフォーマンス

炭素菌に脳を注入してごらん

ふうせんかずらお乳のしあわせ宅急便

シンプルイズベスト二人殺したから死刑

化学から物理へ君の殺し方

最初はグー ユバはユダよりもっともっと

石灯籠を漬物石にする おもい

死は此岸時間は弛緩してしまう

主文ゴーヤは無罪向こう岸

生も死もウオシュレットに慣れた岸

片陰の岸がむっくり起き上がる
- | permalink | comments(14) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

満中陰

 非詩を装うカサコソの宗教画

からみあうから濁りから逃げられるから

避妊して肥える摂理か半折かも

自由律と破調の七味唐辛子

基本は口語でそれもタテタテヨコヨコ

もっと面白いことはないのか
- | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

 桐の木の真ん中はまだ恋をしている

夜もおしまい 反核から反格差

かしこまって鶏頭の14・5本

鶏頭の14・5回も恋すべし

前門を潜り抜けたらナンセンス
- | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

日記

 田中角栄日記はA5かB5か

仲間を売るのは金魚か泥鰌か

ふうせんかずらお耳のしあわせ専門店
- | permalink | comments(3) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

 あんなポーズで母になったんだから塔

鬼の首という君の好きな菓子

清流を終わったこととして話す

好きなように産んで育てる天地無用

缶ビールは冷えて頭の良い人がボケる

素数ゼミ周期ゼミスパイ大作戦

刺青は文化だから「みなさん」と呼ぶ
- | permalink | comments(8) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

銀お銀

 ぶどうが潰れてしまったんだから銀

打ち出しの銀の銀たる窪みかな

銀バエのような男の一部始終

人を恋うる歌銀が錆び始める

プラチナをお銀と呼んで愛し合う

女はお銀クロムニッケルタングステン

単細胞単純分裂の淡淡

男をダシにして味の無い風呂吹き

男ダシ昆布椎茸海苔清酒

女ダシ豚骨鳥ガラスペアリブ

女優が語る鳥ガラ豚骨天気概況

恋という濃いすぎる出汁酒で溶く

にっぽんよりのほんの大江健三郎

調味料と出汁の境界線あたり

パックだしホストにお湯をかけて飲む

薄味のサプリメントがよく売れる

喪服は白で責めない怒らない疑わない

生命を生殖と読むことが全て

女性主導愛精印銀行設立

勧善懲悪の銀貨発行政策
- | permalink | comments(18) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する

日本 優雅

 回天や回転寿司は何時まで回る

君が代の君日本国憲法前文

節電の女性用ステテコはカラフル

帰化と言っても渡来と言うも島国根性

日の丸も君が代も尊大語だから

親は耐えたと言う過去形の日本

暴動にならない日本語の「お上」

革命より革新を選んできた教科書

反原発のオナラ発電でもしよう

憂ちゃんと呼んで付き合うことにする

富士山の形の良さが憂いかな

けもの偏の憂いは愛に近し

明が崎か柊が岬(さき)か人を恋う

介錯の美学は白を白として

女人禁制から善人禁制への優雅
- | permalink | comments(15) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する