原田否可立の川柳雑記帳

一進流珈琲屋焙煎人 原田否可立の川柳等を書きます
<< March 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

タッチ

少女から西東三鬼までの距離

ブラジャーを外して即身成仏のミイラ

割り算の余り蛍光色になる

マンガ道場に看板はいりません

古希こきと半値8掛け2割引き

カギかっこ 女とおんなとは違う

砂浜の匂い魚達は成仏の途中
- | permalink | comments(8) | trackbacks(0) | - | -

早い

三度コケたら老人になれます

逆流性食道炎は男の罪

紙は受け身でアルコール依存症

七七のリズムで単純な誤解

介護ビジネスは保守的に推移

生命を守る形で死んでいった

ロボットがロボットを作り間違えたら

早く酔った方が勝ち中也の名月
- | permalink | comments(8) | trackbacks(0) | - | -

弦楽器

弦楽器ばかり今なら逃げられる

イケメン嫌い不幸を選ぶDNA

話は口から人生三度結婚論

急がないでよと女は長生きする

地球が軽くなって自転が早くなる

生老病死口語俳句を否定せず


 
- | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | - | -

夕べには白骨となる悪人正機
新古今の三夕憲法九条が死ぬ
不器用な指天井に届かない
指圧の心で摩ってはいけません
貧しき者たちの這い上がる熱狂
揺れるもの落ちるもの消えるもの満ちる
満潮の怖さを知って黒い花びら
メロディーかリズムか頻尿治療薬
男は見てしまった言葉があることを
恩人を騙して生きる水芭蕉
語呂合わせだって額にいれたら祭り
昼顔や男と女手をつなぐ
梅雨明ける男と女手を放す
献体や言葉にならないストーカー

 
- | permalink | comments(12) | trackbacks(0) | - | -

喝采

「男でしょ」「でした」喝采の煙

これからは自衛隊員死ぬ時代

ばんざいとまた手を挙げる鶴彬

セロファンの」自信のなさがすきとおる

袖袂懐あいがつきまとう

水底の砂の動きは泣いている
 
- | permalink | comments(5) | trackbacks(0) | - | -

水芭蕉

水芭蕉酒には弱いものだから

百年一万年一瞬止まらない

ナショナリズムを煽って法人税減税

集団的自衛権とリンゴ追分

松竹梅とか天地人えいか言う祭
- | permalink | comments(5) | trackbacks(0) | - | -

裁判官

福井地裁に裁判官がいるらしい

味酒古町木屋町城北線時効

窓は西向き男の罪は許される

足湯だけでラーメンを極めたと言う

男は見てしまったそこに言葉があった

 
- | permalink | comments(5) | trackbacks(0) | - | -

熱い

あこがれのゼロを怖れているのかも

穴を抱えてゼロの宿命的ポーズ

安楽死の条件にただ頷く

ページの角を折り曲げる解釈改憲

フリーズドドライ製法の恋だろう

紙の舟琵琶湖に浮かぶ二人きり

和紙も洋紙もギャザーの部分は痒い

もともとが両刀使い紙コップ

割れたるは崩れたるより熱きかな

 
- | permalink | comments(9) | trackbacks(0) | - | -

善人

少数精鋭の卵子と未婚の男子

伊勢神宮へ三種の避妊具

地震からもっとみだらになった

善人禁制見逃しの三振だった

なりすますなりきる願うしかないんだから

汚染水まだまだ増えるおもてなし

- | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | - | -

業務停止命令

山羊の乳は風俗営業法違反

視神経への業務停止命令

楽しみは弱酸性の連続ドラマ

楽に送って天上天下唯我独尊

安保と安全半分同じとは言えず

大根の花集団的安全保障

湯の中でちあきなおみと居たような

何人の男を殺す居待月
 
- | permalink | comments(7) | trackbacks(0) | - | -